QAエンジニアがはじめての転職で令和トラベルを選んだ理由と実際働いてみて感じたこと

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Nov 4, 2022
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Ryoko Takagi
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はじめに

 
こんにちは!QAエンジニアの高木 涼子です。わたしは2022年9月に令和トラベルに入社しました!入社してもう2ヶ月が経ち、時の流れは早いなと感じています。
 
このブログでは、わたしがなぜ令和トラベルにJOINしたのか、実際に働いてみてどう感じているのかを、みなさんにお伝えできればと思います!

かんたんな自己紹介

 
わたしは新卒で第三者検証会社に入社し、約4年半、業務委託としてQAを行なってきました。業務委託と一口に言っても働き方はさまざまで、クライアント先のQAエンジニアから指示されたタスクを黙々とこなすような現場もあれば、クライアント先のPM/エンジニアと密にコミュニケーションを取りながら、QAのタスク自体を自ら生み出しながら業務をこなすような現場もありました。
 
そのような環境の中で、個人的に業務委託としてできることに限界を感じ、よりプロダクトに寄り添ったQAができて、プロダクトの成長を間近で感じられる環境に身を置きたい、という思いが芽生え、人生ではじめての転職活動を始めました。
 

転職活動について

 
転職活動は2022年1月ごろから開始し、令和トラベルに入社を決めたのが6月だったので、約半年間をかけて、さまざまな企業を見ていました。
はじめての転職活動ということもあり、漠然とした不安を抱きつつ右往左往した時期もありました。いわゆる転職活動の軸みたいなものも、選考が進むにつれて揺らいだり、変化したものもありましたが、ここでは最後の決め手となった3つの観点をご紹介したいと思います。
 

さらなる成長を求め、スタートアップへ

 
先述した「よりプロダクトに寄り添ったQAができて、プロダクトの成長を間近で感じられる環境に身を置きたい」という思いはもちろん、自分自身が非連続な成長を遂げるためにも、人生で一度はスタートアップの荒波に揉まれてみたいと思っていました。
 
そして荒波に揉まれるなら、出来るだけ若く、体力もあり、もし失敗しても失うものが少ないうちがいい(家庭を持ち、養う必要のある子どもがいて、となると私の場合はなかなかチャレンジできないだろう)と思っており、それを実現するのは今しかないと考え、スタートアップに絞って様々な企業を見ていました。
 
令和トラベルは前職で関わりのあった方に紹介を受けたのですが、当時はその方が1人目のQAエンジニアとして入社したばかりかつ、プロダクトがちょうどローンチされたタイミングで、QA体制が整っていない中、これから継続的にお客さまに価値提供していかなければならない、という状況でした。
 
わたしがもし入社すれば、2人目のQAエンジニアとなり、プロダクトも開発フローもまだまだ改善余地あり!という環境に身を置くことになりそうなことはかんたんに想像できたため、これはわたしの求めていた「荒波に揉まれる」ことができる企業の一例かもしれないと感じました(笑)
 

今やるべきこと、今しかできないこと

 
転職活動を続ける中で、令和トラベルも含めていくつかのスタートアップに出会ったのですが、どこも強い信念を持って、業界ましてや世界を変える勢いで課題解消に取り組んでおり、とてもリスペクトした反面、逆に自分が最もやりがいを感じて働ける業界はどこだろうと、悩んだ時期もありました。
 
前職では業務委託という立場だったため、クライアント先のお客さまのために働き、お客さまに「ありがとう」と言われたり感謝されることがモチベーションになっていたのですが、スタートアップで自社開発のQAエンジニアとなると、何にやりがいを感じることができるのか、逆に何にはやりがいを感じられないのかが自分自身で分からず、錯綜していました。
 
そんな中で、令和トラベルの「海外旅行が落ち込んでいる今だからこそ、逆張りの発想でそこに参入する*」という「今だからやる、今しかできない」という点にはとても惹かれました。
*令和トラベルの創業秘話については、下記のnoteをご覧ください。
 
どの業界も課題に溢れており、その解消のためにたくさんの企業がさまざまなアプローチで尽力しています。その中で、”今”転職活動をしているわたしが、”今”社会のためにできることは何だろうと考えたときに、”今”だからこその課題に向き合っている令和トラベルなら、自分の手でリアルタイムで課題を解消していくことができ、そこにやりがいも感じられるのではないか、と思いました。
 
”今”だからこその課題に向き合っている令和トラベルが、どのような未来を描いているのかは、こちらのnoteも非常に参考になりました。
 
元々わたし自身旅行が好きで、旅行によって価値観が広がった原体験などもあったため、「スマートな旅行」を実現することでたくさんの人々がよりかんたんに旅行に行くことができて、さまざまな価値観が生まれる未来を想像し、そこに自分自身が直接貢献できることにとても魅力を感じました。
 

ライフステージが変わっても、あんしんして働ける場所

 
これまでの二つと話の毛色が少し変わりますが、わたしは転職活動真っ只中の時期にプロポーズを受け、結婚することが決まっていました。(実際にはプロポーズをされたというより”させた”なのですが、このあたりの話はまたどこかで笑)
 
そのため、スタートアップの環境でバリバリ働きたい気持ちはもちろんありつつ、いざというときに産休/育休などが取れない、取りにくい会社だと困るとも思っていました。
しかしスタートアップで、男性が育休取得しました、という会社は多くあるのですが、女性が産休/育休を取って復帰しました、という事例はとても少なく(そもそもエンジニアに女性が少ないこともあるのですが…)、やはり仕事と家庭の両立は難しいのかなと感じていました。
 
そんな中、令和トラベルは創業1年余りで、バックオフィスの女性メンバーが1名産休に入っていると選考時に聞き、とても衝撃を受けました。
また、内定後にオフィス訪問をした際に、子育てをしながら働かれている女性メンバー3名と話す機会がありました。その方々もエンジニア職ではないものの、バリバリ働きながら育児にも奮闘されていることが伝わってきて、とてもかっこいいなと感じたと同時に、この方々がいれば、わたしに何かあったときも全力で助けてくれて、背中を押してくれるのではないか、と勝手に安心感を抱きました(笑)
 
「キャリアももちろん大事だけど、仕事が理由で、人生の選択肢を諦めてはいけない」
実体験も踏まえて、そう教えてくれた女性メンバーのおかげで、入社の決心ができたと言っても過言ではありません。
 

入社してみて

 

オンボーディング

 
前職では新しいクライアント先に行くと、オンボーディング期間がみっちり2週間程度あった後、徐々に業務に慣れていくという感じだったのですが、令和トラベルでは入社3日目ぐらいからテストケース設計を始めたので、さすがスタートアップはスピード感があるなと驚きました。
 
ただオンボーディングが充実していないかというと、全くそんなことはなく、入社初日から数日に渡って、各部署のマネージャーの方からその部署の役割ややっていること、目指す姿などを直接教えてもらう機会があったり、会社のMission/Vision/Valueと向き合うようなワークもあり、会社のことを理解できるような機会が多く設けられていると感じました。
 
また、業務上関わりの多いメンバーがメンターとして付き、毎日1on1をするなどして、コミュニケーションを取る機会も多く設定されていました。最初は分からないことだらけだったので、気軽に質問できる場があるのはとてもありがたかったです。
 
個人的に一番嬉しかったことは、入社初日にはじめてミーティングに出席した際に、他の参加メンバー全員が、zoomの背景をわたしのWelcome画像にして迎え入れてくれたことです。
はじめてのミーティングで、誰が誰かも分からず、何のミーティングなのかも正直分かっていなかったのですが(笑)、メンバーがわたしをWelcomeしてくれていることがとても伝わってきて、感動しました。
 
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実際のQA業務

 
入社してから今までは、NEWTアプリのQAを中心に業務を行なっています。
 
一週間を1スプリントとするアジャイル開発で、スプリントの開始日にスプリントプランニングを行い、そこでそのスプリントでQAおよびリリースする施策を洗い出します。今は全社的に「最小単位戦略」を掲げており、できる限り小さく分割したものを高速でリリースすることが求められているため、1スプリントに入る施策は平均6-7個で、多いときには10個近くの施策を1週間でQAすることもあります。
 
アプリのリリースも、スプリントに合わせて一週間に一度行っているため、たくさんの施策をQAし、リリース前のリグレッションテストを行い、アプリをリリースするとまたすぐに次のQAがやってきて、、、という感じで、一週間があっと言う間に過ぎていきます(笑)
 
また前職時代は、多くのチームが実装したものを一度のアプリリリースで一気にリリースするために厳格なリリースフローが定められており、そのフローの元でQA、リリースを行なっていました。現在はチームが一つということもあり、基本わたしがQAを行い、メンバーにレビューをしてもらい、わたしの判断でリリースの依頼をする、という流れで当時よりも責任範囲が増えたと感じています。
 
令和トラベルでは、「自由と責任」をとても大事にしています。働く場所や働き方は個々人で自由にして良いが、その分責任を持ってアウトプットを出そう、という考え方で、責任を持つことは大変ですが、その分やりがいもあります。
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※ 参考:Culture Deck
 
入社して1,2ヶ月でこのような責任ある仕事を任せてもらえることに感謝をしつつ、QAやリリースフローにおいては改善点も多く見受けられるため、今後はこのあたりの改善活動にも注力していきたいです。
 

個ではなくチームで

 
入社して一番感じたのが、個人に頼るのではなく、チームで成果を出そうという姿勢が随所に見られることです。まだまだ社員数も少ないため、個に頼らざるを得ない部分ももちろんあるのですが、その中でも次からはどうすればチームとして対応できるか、仕組み化できるか、というのをいろいろなチームが常に考えて、PDCAを回している印象があります。
 
QAチームも現在は社員2名、業務委託1名の3名体制なのですが、その3名でいかに多くのアウトプットを出せるか、ときには開発エンジニアも巻き込んで、開発チーム全体としてより多くのQA、リリースができるか、ということを常に考えて動いています。前職では、各々が個人事業主のような形で働くこともあったため、チームを第一に考えて働くのはとても新鮮です。
 
また、わたしは入社3ヶ月目にして1週間丸々休みを取って新婚旅行に行くという、かなり無謀な計画をしているのですが、会社もチームも快く承諾してくれました。わたしがいない間のQAタスクをどうするかは事前にQAチームで話し合い、開発チームにも共有をし、今のところ大きな懸念点なく、休みを取れる予定です。
 
入社歴の浅いメンバーにも柔軟な対応をしてもらえることに感謝をしつつ、チームで成果を最大限出すということが染み付いている組織は強いなと感じています。
 
わたしに「仕事が理由で、人生の選択肢を諦めてはいけない」と教えてくれた先輩が、自身の稼働時間を減らしながらもチームで成果を最大化した話もぜひご覧ください。

さいごに

 
最後まで読んでくださってありがとうございます!
 
わたしの入社エントリ、いかがだったでしょうか?実はこういう形で文章を書いて世に出すのがはじめてなので、皆さまの反応がとても気になります。もっとこうした方がいいよとかあれば、ぜひフィードバックください!「良かったよ」の声も大募集中です(笑)
 
また令和トラベルでは、一緒に働く仲間を募集しています!興味を持っていただいた方がいれば、ぜひご連絡をお待ちしています!
 
さらにイベントなども定期的に開催予定なので、connpassのメンバー登録もぜひおねがいします!
 
もしもわたしに興味を持ってくれた、もしくは会社のことやQAのことについてフランクに聞きたい!という方は、カジュアル面談も実施できますので、お気軽にお声かけください!
 
それでは次回のブログもお楽しみに!

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