【入社エントリ】Androidエンジニアから見たスタートアップ令和トラベル

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Jul 17, 2024
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Akiko Tomonaga
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こんにちは、ともながと申します。
2024年3月より、令和トラベルでNEWT(ニュート)のAndroidアプリエンジニアをやっています。
 
新卒入社した会社でAndroid開発チームに配属されて以来、社会人歴がほぼイコールAndroid歴となり、12年目?13年目…??と数えるのが難しくなってきたところです。 なぜいまのタイミングでジョインしたのかや、Androidエンジニアから見た令和トラベルの印象など、気持ちがフレッシュなうちに書き留めておこうと思います。
 
 

これまでなにをしていた?

新卒で入った会社でAndroid開発に携わるようになり、乗り換え案内アプリや地方自治体のインバウンド観光アプリなどの開発を行いました。
その後いきなりですが、元々好きで何度も旅行で行っていたイギリスへ2019年に渡航。ワーキングホリデーを使い2年ほどロンドンで生活を送ります。途中で新型コロナの流行が始まり、全土ロックダウン下のイギリスで外国人として生活するという貴重な経験もしました。
帰国後は、新興国向けのサービスを提供しているスタートアップ、語学学習プラットフォームのスタートアップと、スタートアップ2社でのAndroid開発を経て現在に至ります。
 
滞在当時のロンドンの町並み
滞在当時のロンドンの町並み
 
 

令和トラベルを選んだ理由

転職活動時点で、次のステージに求める環境は下記のようなものでした。
  • 自分が持つスキルを活かし、世の中をより良い方向に動かせること
  • プロダクトの開発や成長を追うことに集中できる環境
  • カスタマーの顔が見える、身近な人に使ってもらえるプロダクト
 
余白や裁量が大きいスタートアップを数社経験して、スタートアップ的な組織のほうが自分の肌に合っているなという気持ちは強かったものの、特有の不安定さにより開発が計画通りに進まないことや、腰を据えてプロダクトに向き合うことが難しくなるような経験もあったので、組織面やファイナンス面である程度の安定性がある企業を探していました。
そんな都合のいい会社あるわけないよな、と思っていたところ出会ったのが令和トラベルです。
 
カスタマーファーストでプロダクトを作っていること、着実に資金調達を進められている勢いのあるスタートアップであること、組織がスケールする前にジョインできるタイミングであることなど。
さらには、以前のキャリアで深く携わったものの渡英により途中離脱することになり、「やり残したな」と心残りのあった旅行業界であることなどの偶然も重なりました。
「こんなに私の希望条件にぴったりな会社だなんておかしい!何か裏があるに違いない!」と思いながら選考を受けていました。
 
 
 

実際に入社して

まず、 ”裏” はいまのところ見つかっていないので安心して読み進めてください。
 
入社からこれまでの間で令和トラベルに抱いている印象をいくつか紹介します。 第一に、コミュニケーションが活発で役割を超えて議論がなされており、組織一丸でサービスを成長させようという気概があります。
新しいアイディアの発案や問題が起きた時の解決策など、いろいろな方面から日々意見が飛び交っており、全員がオーナーシップを持って同じ目標に向かう信頼のおける仲間たちというような関係性だなあと感じています。
また、総予約流通額やアプリダウンロード数急速にグロースする中でもカスタマードリブンが徹底されており、アプリを使ってみた方や実際に旅行した方からもうれしい言葉が頂けていたり、アプリストアでも高い評価を保てています。
 
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簡単にまとめると、組織や社風としては転職活動時の軸に沿う、期待通りのものだったと言えます!
 
では、Android開発における観点ではどうでしょうか。
転職活動時は「マルチプラットフォームではなくAndroidネイティブメインでやっているところ」、「全てJavaなプロジェクトは避けたいなあ」くらいの条件で、そこまで強いこだわりを持たずに探していました。
そのため入社してから、この点はAndroidエンジニアとして推せる!もっとアピールすべき!と気づくことがたくさんあったので紹介させてください。
 
 

Androidエンジニアとして見たNEWT

NEWTはサービスローンチからまだ2年ちょっとの若いアプリです。 つまり、ほぼ最新のAndroidアーキテクチャやコンポーネントを開発当初から取り入れられているような状態です。
品質とスピードを保ったままプロダクト開発をしていく中で、障壁となるようなレガシーもまだ少なく、「〇〇への移行に60人日かかります」と見積もりを出してマネージャーとの調整に苦しんだりしなくて良いのです!
どうでしょうか?歴戦のAndroidエンジニアにはこれだけで十分魅力が伝わるかなと思います。
実際の品質としても、クラッシュ率、ANR(=アプリケーション応答なしエラー)発生率ともに低水準をキープできており、Googleからも世界トップクラスの数値であるとのフィードバックを頂けています。
 
また、アプリの開発現場ではAndroid/iOSどちらかのプラットフォームに重きを置くことがあり、特にリソースが潤沢ではないアーリー期のスタートアップでは、日本でユーザーの多いiOSのアプリを先行開発して、Androidは後日同じものを作り直すだけ。下手するとデザイン仕様もiOSのまま渡されるというような話もよく耳にします。
一方で、NEWTでは基本的にiOS、Android、Webも含めて足並みが揃っているため、各プラットフォームの開発者が仕様検討段階から携わることが可能になっています。
また、カスタマー体験を重要視しているため、無理に一つのプラットフォームに合わせたUIにすることもありません。基本的にプラットフォームごとの最大限の良さを生かしてプロダクトを作れる環境だと感じます。 このような環境だからこそ、Androidエンジニアとしてプライドを持って開発ができ、とてもやりがいを感じています。
 
 

これからのNEWTの成長を見据えて

いろいろといいところを並べてみましたが、自分のことを書くと、例えばアプリ全体をComposeで作っているプロジェクトは今回が初めてです。
書きやすさやコードの追いやすさに感動する一方で、使ったことのないAPIも多くキャッチアップするものが多いという個人的な課題があります。(Androidに限った話ではないですが、開発歴が長くなればなるほど、過去の知識に引っ張られてあたらしいものを学ぶのが難しく感じますね…)
 
またプロジェクトとしては、サービスのスケールに伴いコード量も増えてきており、パッケージ階層がわかりづらくなったり、Composableコンポーネントがどのファイルに定義してあるか探しづらいなどの課題もあらたに生まれてきました。
携わるエンジニアの数もこれから増えていくことが予想される中で、最新アーキテクチャの良さを活かし、新しい技術を取り入れやすい状態をキープしつつ、プロダクトの開発スピードを落とさないように、どうスケールさせていけるか?というところが当面のミッションになっていくかなと感じています。
アプリ開発チームでは月に一回App改善デーを設けて、普段は優先度が下がってしまい着手できないような機能開発や細かい不具合の修正、アプリがスケールするのに必要なリファクタリング、ドキュメント整備などの運用改善をする時間を意識的に作るようにしています。
 
Androidエンジニアは現在2名で、大阪からフルリモートで働くhossyさんと試行錯誤しながら日々開発を行っています。
Androidエンジニアは現在2名で、大阪からフルリモートで働くhossyさんと試行錯誤しながら日々開発を行っています。
 
 

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は、Androidエンジニアとしての目線で入社エントリを書かせていただきましたが、令和トラベルには本当に優秀だな、と思うメンバーが集まっています!旅行が好きかどうかに関わらず、弊社のミッションやビジョン、テクノロジーで実現しようとしている世界観に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話させてください!
 
絶賛、会社としてのフェーズ・人数ともに急激に変化しています。そんな中、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まってプロダクトを進化させようとしているため、正直カオスに見える瞬間が垣間見える場面も少なくありません。しかし、そういう状況下で終わりなきミッションの達成を追い続ける過程では、何にも変えられない経験や成長が得られると思います。
 
皆さんも、NEWTを操縦する一員として、共に世界を旅しませんか? 🌍
この記事を読んで令和トラベル・NEWTに少しでも興味をお持ちいただけましたら、ご連絡お待ちしています!
 
さらに、定期的に令和トラベルの技術や組織に関する情報発信を開催予定です。connpass にてメンバー登録して最新情報をお見逃しなく!
 
それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip!!
 

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