令和トラベル流 あたらしい旅行をデザインするプロダクト作り 2021年

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Dec 7, 2021
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Junya Fujinuma
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※こちら2021年12月のNEWT advent calender 1日目の記事から転載しております
 

0/自己紹介

こんにちは! あたらしい旅行を、デザインしたい藤沼 @fuji6q です!
今日から令和トラベルメンバーがお送りするNEWTお披露目を祝しての『NEWT アドベントカレンダー』を開始します。
 
令和トラベルには2021年1月から副業をはじめ、2021年6月に1人目のPMとしてジョインし、プロダクト・マーケまわりを担当しています。採用のきっかけはTwitter採用だったのですがしのさん(令和トラベルCEO)との馴れ初め話はまたさせていただきます。
令和トラベルは、2021年6月に22.5億円のシード調達をした海外旅行スタートアップです。
 
 
 

1/海外旅行をとりまく課題感

では、さっそく本題に入ります。
 
海外旅行の市場規模は約4.5兆円(2019年)で半分の2.2兆円がパッケージツアー、残りの2.2兆円がOTA(ホテル、航空券の予約)のとても巨大なマーケットです。
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旅行業界に深く入り込んでみると、もっとカスタマーにとってより良い価値を提供できる余白がたくさんあるなと思いました。
 
特にぼくはカスタマー側プロダクトであるNEWTのPMなので、カスタマー側に絞って余白をもう少し説明してみようかなと思います。
よく旅行は「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」で説明されるのですが、それぞれの分類でのハードルについて簡単にまとめてみます。
 
タビマエにおけるハードル
 
タビナカにおけるハードル
 
タビアトにおけるハードル
 
全ての海外旅行者のニーズを満たせるように「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」をデジタルの力を最大限に活用して、今までハードルと感じていたもののバーを極限まで下げて、海外旅行の体験のアップデートを目指しています。
 
どうやっているか?の一例は3/NEWTの直近の具体的なプロダクトの対応でお話させてください!
 

2/NEWTってなに?

NEWTは12/6(月)に発表させていただいた令和トラベル第一弾の「スマートに海外旅行を予約する」プロダクトの名前です。
※まだプロダクト自体はリリース前となっております。もう少しだけお待ちください。 無事に2022年4月5日にサービスをローンチさせていただきました✈
 
 
NEWTに込めた思い
詳しくはこちらのページをご覧ください。
 
NEWTが一番最初にアプリで出すパッケージツアー(募集型企画旅行)とはホテル、航空券の組み合わせにプラスして、「安心・安全」を提供しています。
 
これは旅行代理店(令和トラベル)がお客様が無事に旅行できるように航空券・ホテルの予約と発券、ESTAなどの申請などをサポートしたりと、出発だけでなく無事に帰国できるところまでをトータルで提供する旅行商品となっています。
 
例えば、令和トラベルのメンバーが前職の旅行代理店で働いているときのこことです。関西国際空港が2018年に台風により使用不可になったとき、お客様がご自身で手配した場合だと帰るための経路を全て自分で調べて検索・予約をしないといけないのですが、パッケージツアーの場合は旅行代理店が福岡空港やセントレア空港に向かう電車の手配や代替便などの手配も含めて、お客様を無事に出国はもちろん帰国までをトータルでサポートをしていました。
 
いまのこのコロナ禍ですと、日本のコロナ状況、相手国のコロナ状況、また乗継便などは経由する国のコロナ状況など様々な変数があり、また出国時と帰国時に必要な対応(PCR検査の陰性証明書、ワクチンパスポートの手配、VISAなどの手配など)がたくさんあります。
 
1つの対応が漏れてしまうと日本から出発できない、帰ることができないなど大変なのですがここをトータルで提供するパッケージツアーから販売していくアプリを作っているのがNEWTになります。
 

3/NEWTの直近の具体的なプロダクトの対応

そして、具体での話については、「NEWTでやっていくと決めたこと」「NEWTでやらないと決めたこと」の構成でお話させてください(見せてない部分のサービスもちら出ししていきます)
 
NEWTで重視していること
 
1. プロダクトの意思決定はKPIから逆算だけでなく、バリューも軸にする
弊社としても大切にしたいところなので、今回はあえてピックアップしてその一部を紹介したいと思います。
 
Be Inclusive:受け入れるというバリューとDI&Bプロミスを定めていることもあって、非常に大事にしています。
 
これを旅行にあてはめてみると、性別・年代・国籍などももちろん大事ですが、海外旅行経験のありなしに関わらず伝わるデザイン・ワーディングも非常に重要になってきます。
 
全画面を専門のチームを立ててこの表現であれば適切に伝わるのか?ということを必ずチェックしながらみんなですべての旅行者に受け入れられて使いやすいプロダクト作りを意識しています。
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センシティブな性別などの情報に対して、パスポート上の性別という聞き方でLGBTQ+の方への配慮などをチーム一丸でDI&Bの観点からもワーディングをチェックしています。
 
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また、パッケージツアーの性質上、海外旅行の初めての人や慣れていない人などが利用して海外旅行をするケースが多いので、初めての人でも直感的にわかるように意識しています。
 
またしのさんからも社内への発信もしているためみんなの観点としてもしっかりと根づいています。
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Be InclusiveなプロダクトになるようにD&I観点でのQAも実施しています!
 
2. 極限まで「Fast」「Easy」「Simple」を追求する
当初、下のmiroの図のような形で海外旅行への「興味」→「比較・検討」→「購入」→「発券」→「出国」→「帰国」の一連の流れをまとめました。
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一番、最初にまとめていたときのmiro(なつかしい)
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その後に他の会社さんがどういうファネル・画面フローでこの「興味」→「比較・検討」→「購入」→「発券」→「出国」→「帰国」を実現しているのか?を横並びで比較してみました。
 
そうすると、海外旅行という複雑でわかりにくい表現や画面遷移の多さによる離脱ポイント発生しそうだななどが見えてきました。
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予約に必要な条件を整理したり、航空券などを紙での発送をなくすことで不要な項目(漢字の氏名、ふりがな、住所といった発送に必要な情報など)を削りながら、大手ECサイトでお水を買うくらい簡単な体験に磨いていきました。
 
ここになるまでは、代表の篠塚やBizdev、弁護士の方と法的な解釈まで含めて「Fast」「Easy」「Simple」を求めて引き算をし続けていきました。
 
Fast、Easy、Simpleにするための手順
 
3. テクノロジー、デザインにフルベットする
令和時代を代表する会社になるというのがぼくたちのミッションですが、そのためには令和時代を代表するツール・ワークフローの導入は欠かせません。
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相当モダンな技術選定だよなと思ってます。
 
またぼくたちはツール・ワークフローだけでなく、本気でテクノロジーとデザインにフルベットするからこそ「あたらしい旅行を、デザインする」ことが出来ると信じています。
 
NEWTでやらないと決めたこと
 
この辺は第二弾あれば書きます!
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神は細部に宿る
 
ぼくたちも神は細部に宿るを信じて、全ての海外旅行者のニーズを満たせるように「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」をデジタルの力を最大限に活用して、今までハードルと感じていたもののバーを極限まで下げて、海外旅行の体験のアップデートを目指しています。
 

4/おまけ

みんなで目指していきたいこと
 
みんなですでに乗り越えてきたこと
本当にたくさんのことを乗り越えてきたメンバーに感謝です!!
 
ちなみにアプリのリリースはまだですが、オンライン完結の手配相談は受け付けておりますので、ぜひご相談ください!
 

5/最後に(恒例のあれです)

令和トラベルはデジタルの力とメンバーの創意工夫を用いて、「あたらしい旅行を、デザインする」ぞ!と5年以内の上場を目指して全速力で挑戦している会社です。
 
こんな方とご一緒に働きたいです!!!
ちょっとでも令和トラベルに興味を持っていただけた方は、採用ページをご覧ください。
 
さらに定期的にイベントも開催予定です。connpass にてメンバー登録して最新情報をお見逃しなく!
 
Twitterも細々やっているので、ぜひフォローいただけたら泣きます!!

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