【イベントレポート】3社合同でBackend LT会を開催しました!【第8回Tech LT会】

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こんにちは!令和トラベル エンジニアリング部です。
この記事では、2024年2月20日にVoicy社のオフィスで開催された3社合同LT会の様子をご紹介します!
 
今回のイベントは、オンライン・オフラインのハイブリッド形式で開催され、120名を超える参加者が集まる大規模な勉強会となりました!
 

Tech LT会とは

令和トラベルのエンジニアリングチームは『あたらしい旅行を、デザインする。』というミッションのもと、日々多くの課題を解き続けています。仕事に取り組む中で得た個々の知見をチーム全体に還元し、皆で学び、成長するために、私たちは毎月Tech LT会を開催しています。
 
今回は、株式会社タイミーさん、株式会社Voicyさんと協力して、Backendの技術スタックに関するナレッジ共有の場として、「Backend LT会」を合同開催しました。それぞれのサービスを運用している中で得た知見などを、3社のエンジニアにシェアしていただきました。
 

イベントタイムスケジュール

開始時間
コンテンツ
19:30~19:35
オープニング
19:35~19:45
LT① 株式会社タイミー
19:45~19:55
LT② 株式会社Voicy
19:55~20:05
LT③ 株式会社令和トラベル
20:05~20:25
パネルディスカッション/Q&A
20:25~20:30
エンディング
20:30~21:30
懇親会
 
今回のイベントでは、3社それぞれのBackendエンジニアのみなさんに、10分ずつLT発表していただきました。イベントの最後には、軽食と飲み物を囲みながら、オフライン参加者同士で交流を深める懇親会も実施しました。

LT発表

令和トラベルLT発表

令和トラベルからの発表は、Backendエンジニアチームの木村(Yuta Kimura / Backendエンジニア)が務めました。その発表内容の一部を紹介します!
 
TypeScript x GraphQLで2年開発してみて
令和トラベルでは、TypeScript x GraphQLというStackを選んで、アプリローンチから約2年たちました。Backend開発担当の木村が、当初の技術選定理由の紹介と、2年開発した中で、うまくいった点と課題点について紹介しました。
令和トラベル Backendエンジニア 木村
令和トラベル Backendエンジニア 木村
 
  • うまくいった点
    • データモデルに依存して複雑な仕様の管理システムは、フロントもBackendエンジニアが開発している。開発言語が同じなのでスイッチングコストが少ない
    • GraphQLを採用したことで、SchemaDrivenな開発が勧められている。SchemaをApp/Webメンバーと議論して決定し、それがすぐmockとして機能するため効率よく開発できている
    • GraphQLのモニタリングを自前で実装した。Cloud metricsのダッシュボードで見られるようになっている
  • 課題点
    • 性能の悪いクエリがあるのでその部分のチューニング
    • N+1問題 (Dataloaderを使用しているが、まだチューニングの余地がある)
 
プロダクトの成長に伴い、課題の種類が変わっているため、課題をBacklog化しコツコツと対応すること、さらに成長戦略から逆算して早めに対応を考えることが重要とのことでした。
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登壇者のみなさまのLT発表

その他にも、タイミーさん、Voicyさんの登壇者からも様々なTipsを共有していただきました!
登壇者の方の一部資料と発表の様子もご紹介させていただきます!
 
タイミー 難波 恭平さん:「タイミーにおけるバックエンドアプリケーションの複雑性と適応のためのアプローチ」
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※資料はこちらから
株式会社タイミー  難波 恭平
株式会社タイミー  難波 恭平
 
Voicy 灘脇 裕一さん:「フェーズ変化、プロダクトの成長に伴う技術的変遷」
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※資料はこちらから
株式会社Voicy 灘脇 裕一
株式会社Voicy 灘脇 裕一
 

パネルディスカッション

LT発表後に実施されたパネルディスカッションでは、弊社のEngineering Manager吉田がモデレーターとなり、各社が直面している技術的な課題、新しい技術の導入による成果などを深く掘り下げて話し合いました。
令和トラベルからは吉田(右)と木村(右から2番目)が参加
令和トラベルからは吉田(右)と木村(右から2番目)が参加
参加者からいただいたいくつかの質問に、登壇者それぞれが回答するかたちでディスカッションを行いました。各社異なる事業フェーズにあるため、それぞれのフェーズで気をつけていることや、顧客体験を最高のプロダクトに落としこむための評価基準についてなどの質問がありました。
 
それぞれの発表内容と合わせながら、時間が足りなくなるくらい白熱した議論が展開されました。
 
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懇親会

パネルディスカッション後には、オフラインの参加者で懇親会を実施しました。発表やディスカッションで触れたテーマについて、よりカジュアルな形で意見交換を行う機会となりました。
パネルディスカッション内では全て拾いきれなかった話を、参加者から直接登壇者に聞きにいくなど、エンジニア同士のフラットな交流が生まれ、たくさんのLearn Newが生まれる場として機能し、さらにリラックスした環境の中で参加者同士の交流を深めることができました。
 
懇親会では軽食と飲み物と用意しました!
懇親会では軽食と飲み物と用意しました!
バーエリアでも交流が生まれていました!
バーエリアでも交流が生まれていました!

最後に

まとめ

モデレーターを務めた吉田より、パネルディスカッションの感想をもらいました!
急遽代役でモデレーターを担当しましたが、運営メンバーにサポートいただき無事に会を終えることができました。各社Backendの技術スタックが異なることに加え、事業のフェーズも少しずつ異なっており、最もアーリーフェーズである私たちにとっても学びの多いLT会でした。
改めて、オンライン・オフラインでご参加いただいた皆さまありがとうございました! そして、登壇いただいたみなさま、およびコラボさせていただいた株式会社タイミーさん、株式会社Voicyさんありがとうございました!お疲れさまでした!
 
イベントモデレーターお疲れ様でした!!!
イベントモデレーターお疲れ様でした!!!
 
また今回素敵な会場を提供してくださったVoicyさんありがとうございました!(またご一緒させてください。笑
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当日のオンライン動画はこちらからご覧いただけます。
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3月のLT会テーマは、”品質保証とアジャイル開発”

令和トラベルでは、このように技術的な知識や知見・成果を共有するLT会を毎月実施しています。発表テーマや令和トラベルに興味をお持ちいただいた方は、誰でも気軽に参加いただけます
次回は「品質保証とアジャイル開発」をテーマにNEWTの立ち上げフェーズからシニアエンジニアとして関わってきた ロドリゴ とエンジニアリングマネージャー 兼 QAエンジニアである miisan が発表予定です。
オフィスとオンラインのハイブリット開催となりますので、ぜひご参加ください!
 

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それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip!!

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