
こんにちは!令和トラベル エンジニアリングオフィスです。
この記事では、2025年3月18日にオンライン・オフラインのハイブリッド形式で開催された『NEWT Tech Talk vol.15』の様子をレポートします。
今回は、「サービスの成長に合わせたフロントエンドの進化」をテーマに、LayerX社とベースマキナ社からゲストをお迎えし、それぞれの取り組みについて語っていただきました。
「NEWT Tech Talk」とは?
令和トラベルのプロダクトチームは、『あたらしい旅行を、デザインする。』というミッションのもと、日々多くの課題に取り組んでいます。
そのなかで得た知見やあらたな取り組みを発信し、みんなで学び、成長するために、毎月『NEWT Tech Talk』を開催しています。
今月のテーマは、”フロントエンド開発の進化”
3月開催は、「サービスの成長に合わせたフロントエンドの進化」と題して令和トラベルからは、Frontendグループの yassan、shirahama_x が登壇。
さらに株式会社LayerXより izuminさん、株式会社ベースマキナより taroさんをお招きして、日々のプロダクト開発における取り組みや、サービスの成長にあわせた進化、またその軌跡についてご紹介しました。
それそれのLTについて、簡単にご紹介していきます!
# LT 1:複雑なフォームと複雑な状態管理にどう向き合うか / izumin
LTトップバッターは、LayerX社の izumin さん。「複雑なフォームと複雑な状態管理にどう向き合うか」というテーマで、サービスの使い勝手を左右する重要なインターフェースのひとつであるフォームについて、標準的な実装だけでなく、プロダクトの成長とともに複雑になる状態管理に対して、プロダクト開発における取り組みをご紹介いただきました。
メイントピックはこちら!
- 複雑なフォームにおける技術選定・状態管理の考え方
- jotai を使ったフォームの状態管理の例

発表資料はこちら!
# LT 2:ローコードサービスの成長のためのモノレポ移行 / taro
2人めの登壇は、ベースマキナ社より taro さんが発表しました。taroさんからは、「ローコードサービスの成長のためのモノレポ移行」と題して、モノレポ移行の背景からシステム構成、実際の移行プロジェクトのプロセスに至るまで詳細にご紹介いただきました。
メイントピックはこちら!
- モノレポ移行の背景と移行の流れ
- 具体的にモノレポでどんなものを共通化しているのか?

発表資料はこちら!
# LT 3:スケールしてもお財布に優しいVercelのコストコントロール / yassan
令和トラベルから1人目の登壇は yassan です。「スケールしてもお財布に優しいVercelのコストコントロール」というテーマで、コストに焦点を当て、効率的なコスト管理の方法について、具体的な最適化手法について詳しく解説していきました。
メイントピックはこちら!
- スケールしてもコストがボトルネックにならないように日々監視と分析を行う
- Fluid ComputeやSkip deploymentsなど有効化するだけでコスト削減につながるものはとりあえず有効化する
- 部分的にサードパーティのCDNを活用したほうが安上がりになるケースも

登壇内容の詳細については yassan のZennにて公開しています!
# LT 4:サービスの成長で生じる幅広いパフォーマンスの問題を、AIで手軽に解決する / shirahama_x
LT登壇最後のバトンは、令和トラベル shirahama_x へ。プロダクトの成長とともに優先順位が上がるパフォーマンス改善。創業期を越え、拡大期に差し掛かった『NEWT(ニュート)』のパフォーマンス改善におけるプロセスや具体的な取り組みについて詳しくご紹介していきました。
メイントピックはこちら!
- サービスが成長するとパフォーマンスは必然的に落ちる
- AIを使うと手軽にパフォーマンス改善ができる
- 幅広い観点でパフォーマンスを改善することが大事

発表資料全体はこちら!
懇親会の様子
LT会後には、オフライン参加者を交えて毎月恒例の懇親会を開催しました。
テーマに沿った技術的な議論はもちろん、日々のプロダクト開発におけるさまざまな取り組みなどについて、活発に情報交換されて、今月もとても盛り上がった開催になりました!


毎度、直接オフィスへお越しくださる方には、お食事とお飲み物をご用意しております。みなさま、ご足労いただきありがとうございました!
まとめ
今回の「NEWT Tech Talk vol.15」は、「サービスの成長に伴うフロントエンドの進化」というテーマで、LayerX社・ベースマキナ社・令和トラベルにおけるフロントエンド開発におけるさまざまな取り組みやチャレンジについてご紹介してきました。
ここで、今回登壇した4名にそれぞれ感想を聞いてみました!
izumin さん:
多くの方のご参加ありがとうございました!
他の登壇者の方々や懇親会に参加いただいた方々と様々な「サービスの成長に合わせたフロントエンド」の話ができ、大変充実した時間となりました!
taro さん:
オフライン・オンライン含め多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。懇親会では、各社の色んな悩みや取り組み話、最近気になっている技術の話など色んな話が聞けて、とても楽しい時間でした!
yassan:
TSKaigiにて雑談レベルで3社で何かしましょう、と話していたのを実際に形にして開催できて嬉しかったです!大きなカンファレンス以外で他社のサービス拡大に向けての工夫などを直接聞ける事は少ないので、貴重な機会にもなりました!taroさん、izuminさん、突然の提案にも快く承諾してくださり、素敵なプレゼンをありがとうございました🥳
shirahama_x
雨の中お越しいただきありがとうございました。モノレポ移行、フォームステート、コスト管理、パフォーマンス改善と、フロントエンドあるあるな悩みを提供できてよかったです。懇親会パートではAIエージェントの話が多く、盛り上がりました。

今回も登壇者・視聴者のみなさまともに、満足度高く、とても有意義な開催となったようです。
オンライン・オフラインにてご参加くださったみなさま、そして今回ゲスト登壇してくださったお2人、本当にありがとうございました!
令和トラベルでは、今後もこのような技術交流の場を提供してまいります。次回の開催もぜひご期待ください!
次回の開催は、 ”toCプロダクトにおけるAI活用“ をテーマに!
令和トラベルでは、技術的な知識や知見・成果を共有するLT会を毎月実施しています。発表テーマや令和トラベルに興味をお持ちいただいた方は、ぜひご参加ください!
4月のテーマは、”【4社協賛】AI時代のtoCプロダクトマネジメントとは?”
4月の開催は、LayerX社・スマートバンク社・エクスプラザ社・令和トラベルの4社にて、タイアップイベントを企画しています!
「toC事業におけるプロダクトマネジメントに、どのようにAIを活用しているのか?」について、4社それぞれの取り組みについてご紹介します。今回は、オフライン(現地)枠のみとなりますので、プロダクト開発の裏側のリアルなエピソードまでお話する予定です!
イベント後には、懇親会も実施予定ですので、AIを用いたプロダクトマネジメント経験や課題について意見交換しながら、より有意義なお時間にできればと思っております。
今後開催するイベントについての最新情報は connpass にて更新しておりますので、ぜひメンバー登録してお見逃しなく!
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この記事を読んで会社やプロダクトについて興味を持ってくれた方は、ぜひご連絡お待ちしています!お気軽にお問い合わせください!
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それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip ✈️