【イベントレポート】「NEWT Tech Talk vol.16」を開催しました!

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Keigo Tanigawa
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Jun 10, 2025
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こんにちは!令和トラベル エンジニアリングオフィスです。
この記事では、2025年5月27日にオンライン・オフラインのハイブリッドで開催された、『NEWT Tech Talk vol.16』の様子を紹介します!
今回のLT会では”令和トラベル流 急成長を支えるAI × プロダクト開発の最前線”と題し、弊社の執行役員 VPoE Magara、Backendエンジニア Semba、Frontendエンジニア Fukuda、Androidエンジニア Hosoi と QAエンジニア Seigai の5名が登壇。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』の急成長を支えるAI活用の実態について紹介しました!
 
 

「NEWT Tech Talk」とは?

令和トラベルのエンジニアリングチームは『あたらしい旅行を、デザインする。』というミッションのもと、日々多くの課題を解き続けています。仕事に取り組む中で得た個々の知見をチーム全体に還元し、みんなで学び、成長するために、私たちは毎月「NEWT Tech Talk」を開催しています。
 

登壇内容について

今回登壇した5名の登壇内容について簡単に紹介していきます。
  1. NEWTチームのAI活用の取り組み(Shotaro Magara)
  1. Backendでの取り組み(Taku Semba)
  1. Figma MCPでフロント開発を爆速にする(Akito Fukuda)
  1. アプリ開発での取り組み(Kazuho Hosoi)
  1. QAでの取り組み(Takahiro Seigai)
 

#1. NEWTチームのAI活用の取り組み / Shotaro Magara

1人目は 、VPoEのMagara が発表しました。
AIを前提としたプロダクト開発と組織づくりをどのように進めているかを共有。具体例と仕組みの両輪で、「AIを使う側」から「AIを活かして作る側」へシフトする戦略を紹介しました。
 
主なトピックはこちら!
💡
  • 生成AIの導入事例(記事生成・大量ツアー自動タグ付け・旅行プランナー bot)
  • 開発生産性を高めるAIツール活用と “AIスキル標準化” 施策
  • LangChain などを軸にしたLLMOps基盤と全チーム展開ロードマップ
 
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発表資料全体はこちら!
 

#2. Backendでの取り組み / Taku Semba

2人目は 、Backendエンジニアの Semba が発表しました。
Backendチームが “AI開発環境の標準化 → 実践 → 効果測定” を一気通貫で進めた取り組みを紹介。共通ルールファイルや命名規則をAIエージェント/モノレポに適用し、開発効率とコード品質を同時に底上げした事例を紹介しました。
 
主なトピックはこちら!
💡
  • .clinerules/* にルールを集中管理し、ClineなどのAIツールへ自動供給する仕組みを構築
  • Devinを使ったAI駆動開発やコードレビュー
  • Commit履歴を使った効果測定
 
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#3. Figma MCPでフロント開発を爆速にする / Akito Fukuda

3人目は 、Frontendエンジニアの Fukuda が発表しました。
Figma MCP(Model Context Protocol)を活用してUIコード生成を自動化し、開発速度とデザイン整合性を一気に高めた事例を共有。Mantine + Next.js を標準とする「Project Rules」を整備し、微調整だけで実務投入できるレベルまで仕組み化したポイントを紹介しました。
 
主なトピックはこちら!
💡
  • MCPサーバーでデザイン仕様をAPI化し開発フローに統合
  • FigmaからMantine/Next.jsコードを即時生成
  • Project Rulesとプロンプト最適化でUX・開発効率を同時向上
 
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#4. アプリ開発での取り組み / Kazuho Hosoi

4人目は 、AndroidエンジニアのHosoiが発表しました。
APIキーの社内開放と IDE外ツールも含む自由な試行で知見を蓄積し、共通Rulesファイルを育ててエージェント精度を継続改善。一方で、複雑な既存コードへの全面自動化にはまだ課題も残ることを率直に共有しました。
 
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💡
  • エージェント用Rulesを一元管理
  • 自分でコードを書く方が早い場面でも、AI agentで試行錯誤中
  • 具体的なAIの使い所をシェア
 
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#5. QAでの取り組み / Takahiro Seigai

5人目は 、QAエンジニアの Seigai が発表しました。
急成長プロダクトのリリース速度を落とさずAIを相棒にしたテスト自動化・バグ解析・ガバナンス整備まで、現場視点のノウハウをぎゅっと凝縮して紹介しました。
 
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💡
  • 生成AIによるテストケース生成&レビューでリリースサイクルを高速化
  • バグ再現・原因分析をAIが支援し、障害対応をスムーズに
  • プロンプト設計とセキュリティ指針を整備してチーム横断のAI活用を標準化
 
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発表資料全体はこちら!
 
 
当日の様子や発表内容が気になる方は、こちらから視聴可能です!👀
 

懇親会パートのご紹介

発表後には、毎回恒例の懇親会を開催しました!
登壇者の5名を中心に活発な交流が行われていました。登壇では話せなかった内容についても深掘りなどがなされ、有意義なナレッジシェアの場になったのではないかと思います。
毎度、直接オフィスへお越しくださる方には、お食事とお飲み物をご用意しております。みなさま、ご足労いただきありがとうございました!
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ちなみに今回は新しいオフィスで初の「NEWT Tech Talk」の開催でした!これからもどんどんイベントを実施していきます。
 

まとめ

「令和トラベル流 急成長を支えるAI × プロダクト開発の最前線」と題してお送りした今回のNEWT Tech Talk。今回登壇した5名のメンバーにそれぞれ感想を聞いてみました!
 
Magara
🗣
AIによる開発スタイルの進化は業界共通テーマです。これからも知見を共有しあえるように、まずは弊社からたくさん発信していきたいと思います!
Semba
🗣
懇親会で深掘りの質問をもらえたり、逆に他の会社の取り組みなども聞けていい機会でした!
Fukuda
🗣
AIをフロントエンドでどう活かしていくか、手探りながらの活用例でしたが、ご興味を持っていただけてよかったです!
Hosoi
🗣
懇親会では、各社の AI 活用状況や課題についてお話をお聞かせいただき、こちらとしても勉強になる有意義な時間でした。
Seigai
🗣
QA活用事例に興味を持っていただける方もいて嬉しかったです。ご参加いただきありがとうございました!
 
左からMagara、Hosoi、Semba、Seigai、Fukuda
左からMagara、Hosoi、Semba、Seigai、Fukuda
今回も多くの方にご参加・ご視聴いただき、本当にありがとうございました!
生成AIという変化の波を、私たち自身がどう乗りこなし、プロダクトに落とし込んでいるのか―そんな“今”の令和トラベルのリアルを感じていただけていたら嬉しいです。
引き続き、NEWT Tech Talkでは最前線の取り組みや学びを惜しみなくシェアしていきます。
 

次回は6月25日に ”QA Career Talk” を開催します!

約1年ぶりのQA Career Talk 第5弾は『QAエンジニアの生存戦略』をテーマに、QA/EMのmiisan・株式会社ダイニーのTanakaさん・アルプ株式会社のYokotaさんの3名が登壇し、スタートアップにおけるQAエンジニアの生存戦略についてパネルディスカッションを行います。 移転後の新オフィスにてオンライン・オフラインのハイブリット開催となりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!
 
そのほか、毎月開催している技術発信イベントについては、connpass にてメンバー登録して最新情報をお見逃しなく!
 

令和トラベルでは一緒に働く仲間を募集しています

この記事を読んで会社やプロダクトについて興味を持ってくれた方は、ぜひご連絡お待ちしています!お気軽にお問い合わせください!
フランクに話だけでも聞きたいという方は、カジュアル面談も実施できますので、お気軽にお声がけください。
 
 
それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip ✈️
 
 

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