【イベントレポート】「Startup CTO of the year 2024」最優秀賞受賞の裏側に迫る!

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Dec 10, 2024
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この記事は、「NEWT Product Advent Calendar 2024」Day7の記事となります。
 
こんにちは!「NEWT Product Advent Calendar 2024」7日目は、エンジニアリングオフィス miisanが、Senior Engineer のRodrigoからバトンをもらい、2024年11月19日に開催された「Startup CTO of the year 2024」の裏側を、麻柄のピッチに焦点を当ててながら当日の様子と合わせて振り返ります。ぜひ最後までご覧ください!

「Startup CTO of the Year」について

📝
新しい未来の実装に挑むエンジニアのためのピッチコンテスト
「Startup CTO of the Year」とは?
2014年に開催がスタートし、2022年より「Startup CTO of the year」としてあらたに生まれ変わりました。当初は、CTOの存在や役割の重要性を広く認知させることを目的としていましたが、現在では技術的な観点から経営を牽引するCTOの功績を称える場として注目を集めています。
 
開催概要
エントリー対象となるのは、主にシリーズAからシリーズB相当の未上場企業においてCTOおよびCTO相当職にて活躍する方たち。CTOとしての事業成長に連動した技術戦略や開発組織づくりの実現力、リーダシップ力などの観点から評価され、最終的にファイナリストから最優秀賞とオーディエンス賞の2名が選出されます。
 
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2024年開催のテーマは「沸騰」。
現実を動かし、世界を沸かすような、そんなあたらしい未来の実装に挑むリーダとして、今年も7名のファイナリストが選出されました。
当日は、ファイナリスト7名がそれぞれ6分間のピッチコンテスト形式でプレゼン。審査員が評価する「最優秀賞(グランプリ)」と、オフライン(会場)参加者とオンライン視聴者が投票する「オーディエンス賞」の2名が選出されます。
 

ピッチ当日までを振り返る!

「Startup CTO of the year 2024」エントリーまでの背景

はじまりは、まだまだ暑い夏。2024年8月まで遡ります。
この頃社内では、一大プロジェクトが水面下で動いていました。令和トラベルは、2024年9月に約48億円の資金調達を実施することが決まっていました。社内の一部メンバーはこの一大プロジェクトを活用しながら、資金調達PRから年末にかけて、いかに令和トラベルを盛り上げていくか、露出計画や広報観点での検討を行っていました。
 
そんなタイミングに、今年も「Startup CTO of the year 2024」が開催されるということで、「この機会に挑戦しないなんてもったいない!」と、エンジニアチームを代表して麻柄がエントリーすることになりました。
 

エントリー・ピッチまでの振り返り

「Startup CTO of the year 2024」は、審査基準が明確に決まっています。
📖
① 経営インパクト:事業成長に連動した技術戦略を実現している
事業の成長加速に向けた具体的かつ根拠づけられた技術戦略のリード力など
 
② 組織開発力:事業を強くする開発組織づくりを実現している
ビジョンを描き、チームとして非連続な挑戦が実現できる開発環境/開発者体験の設計力など
 
③ リーダーシップ:CTOとして意欲的な挑戦と成長を実現している
技術の力で社会インパクトを生み出すことに挑戦する姿勢や成長ポテンシャルなど
 
私たちエンジニア開発組織がこれまで取り組んできたことを、この3点にフォーカスさせる形で、エントリーシートを作成し、ピッチのプレゼン資料を構成・設計しました。
 
また、資料の構成やデザインなどに関しては、当日のピッチで私たちの取り組みの軌跡が最大限伝わるよう、社内でもフィードバックを重ねながら、トンマナの調整や表現の統一など細かい部分までブラッシュアップを行いました。
11/18 お昼時点のスライド
11/18 お昼時点のスライド
11/19 最終ピッチ時点のスライド
11/19 最終ピッチ時点のスライド
 

ピッチコンテスト 当日の様子

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当日は、オープニングスピーチからはじまり、このイベントを開催することにした背景や想い、過去75社に登壇してもらった歴史などについて触れながら、イベントはスタートしました。
イベントでは、ファイナリスト7名のピッチコンテスト、「シンギュラリティ大学」「Xプライズ財団」等の設立者であるピーター・ディアマンディス氏のスペシャルセッションなど盛りだくさんのコンテンツが用意されていました。
 

執行役員 VPoE 麻柄、最優秀賞受賞を振り返る🏆

 
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当日なんと、われらがVPoE 麻柄が、栄えある「Startup CTO of the year 2024」最優秀賞を受賞させていただきました🎉
緊張感に包まれた会場ですべてを出し切った麻柄の6分間のピッチについて、少しご紹介していきたいと思います。
 

経営課題に対して

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「ありとあらゆる旅行ニーズに応えるための品揃え」「圧倒的な生産性の実現」この2つをエンジニアリングによって解決する必要があり、そのために私たちはテクノロジーによる旅行代理店業務の完全自動化を目指してきました。
具体的にどのようなアプローチと取り組みでこの課題と向き合ってきたかについては、麻柄の記も参照してください。
 
旅行業務のオペレーションを効率化🎉
旅行業務のオペレーションを効率化🎉
一方で、旅行代理店業務の完全自動化という目標達成から考えると、私たちはまだまだ道半ばにいます。改めて今回のピッチを振り返り、私たちの挑戦は、” 旅行代理店そのものを実装すること ” と再認識しました。
 

プロダクト開発の組織作り

2024年からプロダクト開発組織は、将来を見据え、大胆な組織変革に取り組んできた1年でした。
組織をスケールさせるための採用活動、組織基盤の設計、それを支えるエンジニアカルチャーの醸成。まさにエンジニアリングオフィスは、これら3つのミッションと向き合うために新設した組織でもあります。
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この1年間で組織として取り組んできたこと、どんな思いで組織作りをしてきたのかについてを振り返るピッチとなりました。
 
“スケールアウト”を合言葉に、組織編成・役割/権限委譲を行ってきた1年でした🙏
“スケールアウト”を合言葉に、組織編成・役割/権限委譲を行ってきた1年でした🙏
 

リーダーシップの発揮

麻柄は、令和トラベルにおいてPMとしてもミッションを担い、プロダクト開発に携わってきました。その経験を活かし、ドメインにディープダイブし、優先度の見極めや課題発見から解決までを強いリーダーシップによって牽引してきました。
これからも技術で事業成長をリードしつつ、プロダクトだけではなく、その先にある ” 旅行 ” そのものの体験価値最大化にコミットメントできるチームでありたいと改めて感じました。
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ピッチ終了後

当日は6分間のピッチ終了後、審査員の方々から興味深い質問もいただきました。
  • 開発するものが多い中で、インパクトの大きなものからからやるという文脈の”インパクト”とは?
  • どの順番、優先度でやるかの意思決定はどのようにしたのか?
  • 会社のやるべきこととメンバーのWillがマッチしない場合どうするのか?
など、ピッチ内容をさらに深ぼった内容をいただきました。
 
麻柄は、旅行業務のオペレーションをまずは自身で「泥臭く、地道に」マニュアル作業を行うことからはじめたと語りました。
具体的にどこに時間がかかるのか明確にし、業務を洗い出しながら、開発順序に重みづけを行うことで、開発の優先度決めていった背景など、インパクトの意思決定方法を紹介しました。
また、メンバーのWillと会社の方向性のマッチングについては、『好き嫌いせず、良いものを作る』ことにフォーカスしたエンジニアが集まっていることに感謝の姿勢を示しつつ、会社全体で行っているMVV研修など内部設計についても触れました。
 
その他、質疑応答や臨場感ある当日のピッチが気になる方は、こちらからアーカイブ配信をご覧いただけます!
 

ファイナリストCTOによるピッチのご紹介

日本で最もデジタル化の遅れた物流作業に挑む

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アセンド株式会社
取締役CTO 丹羽 健 氏
 

金融犯罪に立ち向かう技術的挑戦

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シンプルフォーム株式会社
取締役CTO 小間 洋和 氏
 
 

持続可能なインフラ管理の実現

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CalTa株式会社
CTO 高見澤 拓哉 氏
 

日本をもう一度、『モノづくり』で一番へ

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株式会社ハイヤールー
代表取締役 葛岡 宏祐 氏
 

人と人の可能性をひらくEventのHubへ

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株式会社EventHub
取締役CTO 井関 正也 氏
 

グローバルチームが牽引する日本の受注率向上

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amptalk株式会社
取締役CTO 鈴木 啓太 氏
 
 
News Picksの速報レポートでも、各ピッチについて紹介されています!

さいごに

イベントのテーマ「沸騰」の通り、ファイナリストである7名のスタートアップCTOのピッチは、非常に白熱したものがあり、熱い想いで溢れていました!
弊社と同じくFull-Stack TypeScript開発を行っていたり、グローバル採用に当初から力をいれている戦略の話や、それぞれの原体験からなる事業への想いなど、様々な「沸騰」を会場で感じ取ることができました。
 
エントリーした参加者だけでなく、このイベントを通して「想いを放つ」「ハートを沸かす」「未来へつなげる」という共通テーマを感じとることができ、さらなる可能性を実感しました。
 
令和トラベルとしても、『テクノロジーを駆使し、旅行の未来を創る。』というエンジニアリングミッションに一層向き合い、ここからさらなる飛躍をチーム全員で志していこうと思います!
今回の受賞に満足することなく、さらなる高みを目指して、チャレンジを続けていきます。
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最後になりますが、開催・協賛いただいたNewsPicks Brand Design、Amazon Web Servicesのみなさま、その他協賛のみなさま、そして7名のファイナリストのみなさま、この素晴らしい機会をご提供いただき、本当にありがとうございました!
 

「NEWT Tech Talk」のお知らせ

令和トラベルでは、技術的な知識や知見・成果を共有するLT会を毎月実施しています。発表テーマや令和トラベルに興味をお持ちいただいた方は、誰でも気軽に参加いただけます。

【特別編】After Startup CTO of the year 2024 開催決定🎊

この度、「Startup CTO of the year 2024」にて弊社VPoE麻柄が栄えある最優秀賞を受賞しました。6分間のピッチ『事業成長を導く技術戦略』では語り尽くせなかった、プロダクト開発や組織づくりの裏側について、EMのmiisan・Senior Engineerの飯沼を交えて、パネルディスカッション形式でさらに深ぼっていきます!
 
今後も定期的に、令和トラベルの技術や組織に関する情報を発信するイベントを開催予定です。connpass のメンバー登録をしていただき、最新情報をお見逃しなく!
 

令和トラベルでは一緒に働く仲間を募集しています

この記事を読んで会社やプロダクトについて興味を持ってくれた方は、ぜひご連絡お待ちしています!お気軽にお問い合わせください!
フランクに話だけでも聞きたいという方は、カジュアル面談も実施できますので、お気軽にお声がけください。
 

今年最後の特大セールも開催中!

NEWTでは、12/26 お昼11:59まで、2024年最後のおトクなセールを開催中です!
 

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次回の「NEWT Product Advent Calendar 2024」Day7は、今回に続きエンジニアリングオフィスが担当します。12月4日に開催した「スタートアップ5社集合!開発スピードと品質における各社の取り組み」について、当日の様子やLT内容の詳細をイベントレポートにて共有します!次のブログもお楽しみに!

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