🏆 AIパクりたい 1グランプリ 🏆 開催!令和トラベルのリアルな「AI活用」6選

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Aya Kimura
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Mar 3, 2026
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こんにちは!令和トラベル エンジニアリングオフィスです。
2026年2月13日(金)社内LT会イベント『グレープNight vol.10』を開催しました!今回はいつもの「グレープNight」とはひと味違う、特別企画AIパクりたい 1グランプリ」🏆
 
提案資料の作成やタスク管理術、オペレーション業務の自動化、職種ならではのAI活用などなど….「それいいね!僕も、私もパクりたい!」と思わせる、”明日から使えるAI活用術” をみんなでシェアし合おう!というコンセプトで企画されました。
 
プロダクト開発チームからだけでなく、セールス・トラベルコンシェルジュ・HR・マーケティングまで、「高度な技術よりも、真似したくなるAI活用」を重視したこの企画に、6名が登壇。オーディエンスは、「一番パクりたい!」と思った発表に投票し、優勝者には素敵な賞品も!
今回は、この令和トラベルらしい社内イベントをご紹介していきます!
 

🍇 グレープNightとは?

令和トラベルには「OWNERSHIP」「LEARN NEW」「GO FAST」の3つのバリューがあります。「LEARN NEW」 の取り組みのひとつとして定期的に開催しているのが、社内LT会「グレープNight」です🍇
部門やチームを越えた相互理解やチームビルディングを促進することを目的として、新メンバーも気軽に参加でき、アウトプットがしやすい場として、プロダクトチームを中心に企画をしているイベントです。
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前回の「グレープNight 🍇」の様子はこちら!
 

🏆 AIパクりたい 1グランプリ、開幕!

#1. AIとの共存 ── 田村(取締役CHRO)

トップバッターは、取締役CHRO 田村。CHROという役職ならではのAI活用を紹介してくれました。
田村さんの使い方の特徴は、「意思決定の壁打ち相手」 としてAIを使うこと。たとえば、表彰者の選定やバリュー賞の推薦といった、感情が入りやすい意思決定の場面で、論点整理や客観視のためにAIに「問い」を投げる、という使い方です。
専門知識が必要な法的・制度的論点の整理に活用したり、AIに「エグゼクティブコーチ」という役割を与えてプロンプトを設定することで、本物のコーチングに近い思考整理ができると紹介してくれました。そのほかにも、GASやPythonコードをAIに生成させた業務自動化も実践中で、「ちっちゃいけど確実にラクになる」自動化を積み重ねているそうです。
 
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#2.「AIたむち」の導入 ── ゆっきーさん(コーポレートデザインUnit 採用グループ)

2人目の発表は、採用グループのゆっきーです。テーマは 「AIたむち」 ── CHRO 田村のフィードバックスタイルをAIで再現した、面接官トレーニングツールです。
令和トラベルでは、面接官が一人立ちするまでに、3つのプロセスを踏んでいます。
  1. マネージャーの面接に同席
  1. 自身が主導で面接実践(マネージャーが同席して、フィードバックをもらう)
  1. 2の面接を録画してCHRO田村からフィードバックをもらう
しかし、【実践→フィードバック→実践】というサイクルに時間がかかってしまうという課題がありました。
そこでゆっきーが作ったのが「AIたむち」(”たむち” は田村の社内ニックネームです)
田村の過去のフィードバックやSlackのやり取りを学習させたGeminiのGem(カスタムAI)。面接メモを入力すると、田村さん目線でフィードバックが出てくる仕組みです。
田村のレビューコストを大幅に削減しただけでなく、田村の頭の中にしかなかった評価基準やナレッジを言語化・共有できたことは収穫があったようですね。
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#3. 旅行提案資料のアップデート ── りくさん(カスタマーサクセスUnit トラベルコンシェルジュグループ)

🏆 今回の優勝者!
3人目は、トラベルコンシェルジュグループのりくさん。トラベルコンシェルジュ(TC)が、カスタマーにご提案する「旅行プランのパンフレット自動生成」について発表しました。
これまでGoogleスライドベースで作成していた資料より、デザイン性が高く、オプショナルツアー・レストラン提案まで含んだ資料にアップデートすることを目指しています
 
仕組みの裏側では、10体のAIエージェントが並列稼働。フライト・ホテル・アクティビティ・レストラン・アイティネラリーの5体がデータを収集・整理し、さらにアートディレクター・デザイナー・コピーエディター・レビュアーなどの役割を持つ5体が、デザインのレビューとブラッシュアップをループし続ける構成です。
インプットはNotionで管理される見積もりデータ(カスタマーの旅行希望情報含む)で、ボタンひとつでCursorのエージェントが動き出し、HTMLのパンフレットが自動生成されます。
「AIエンジニアのippoさんに相談したら、翌朝にはプロトタイプが出来上がっていた」というエピソードも飛び出し、学習と実装のスピード感にも会場が沸きました。
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#4. クリエイティブ分析ツール ── たなまるさん(マーケティングUnit Promotionグループ)

4人目は、他社の公開記事からヒントを得て作ったという、マーケティングチーム たなまるさんの発表。
取り組んだのは、動画広告の自動分析ツールの構築です。これまで動画クリエイティブの分析は、尺・色味・テンション・訴求軸など多角的な視点で手動で行っていましたが、GAS+Gemini APIを使って自動化しました。
Google DriveにアップされたクリエイティブをGeminiが自動で分析し、スプレッドシートに評価を出力。さらに広告の実績データ(CPI等)と掛け合わせることで、「効果が高かった動画にはどんな特徴があるか」「次の企画でどんな要素を取り入れるべきか」まで示唆を出せるGemも作成しています。
制作過程でエンジニアには一切頼らず、Geminiにエラーを投げ続けて根気強く解消していったとのこと。「今はNotion AIでClaude Opus 4.6が使えるようになったので、そこに聞きながらやると、非エンジニアでもこういうものが作れます」とのことで、ノーコード・ローコードでここまでやれる!ということを体現した発表でした。
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#5. 支払い通知書の自動化 ── コナンさん(ビジネス創造Unit ホテルセールスグループ)

5人目は、今回の発表者のなかで唯一インターンから手を挙げてくれたホテルセールスグループのコナンくん。
国内・韓国ホテルチームでは、毎月多数の支払い通知書・請求書を作成して送付する業務があります。これをGASを使って完全自動化しました。
スプレッドシートでチェックボックスをオンにすると、支払い通知書PDFが自動生成され、担当営業ごとのGoogle Driveフォルダに格納。さらにアドオン機能で、PDFを添付したGmailの下書きまで自動作成されます。宛先を入れるだけで送付完了、という状態まで自動化されています。
さらに細部まで作り込まれていて、月末のデータロック機能・差分チェック・監査法人向けの「修正あり」タグ付きPDFの自動生成まで実装済みです。
「エンジニアじゃないんですか?」という驚きの声が上がるほどの作り込みで、自分の業務課題を解像度高く捉えて着実に実装していく姿勢が光る発表でした。
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#6. SDDによるプロダクト開発 ── 進さん(プロダクトUnit PMグループ)

最後を締めくくったのは、PMグループの進さんによるSDD(Spec-Driven Development) の実践紹介。
NEWTチャットのチャットウィジェット表示位置のカスタマイズ機能を例に、PMがどのようにAIを活用して要件定義〜プロトタイプ作成を行っているかを紹介してくれました。
 
使っているのはClaude+CCSD(オープンソースのコーディングエージェント)。
流れは以下です。
  1. シンプルな指示(「表示位置を変えるやつ作りたい」)でブランチを切る
  1. spec-unitコマンドで要件定義ファイルを自動生成
  1. コードベースを調査した上でスペックを出力
  1. 独自のカスタムコマンドで、フロントエンドのみのプロトタイプを自動生成
  1. Vercelのプレビュー機能でドラフトPRをチームに共有
バックエンドのマイグレーションやDB修正なしに、フロントエンドだけで動くUIを素早く作ってチームで議論できるのが特に有効だと語ってくれました。
プロダクト向けの技術的な内容ながら、「PMが要件定義をここまでAIと一緒にやれる」という驚きが詰まった発表でした!
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 🥇 優勝者は、りくさん

オーディエンスからの投票の結果、今回の優勝は りくさん(TC旅行提案資料) に決定!
どの発表もすばらしく、投票も接戦だったようです。今回進行をしてくれた執行役員CPO 麻柄も、「正直、自分の身の程を知りました……来週から頑張ります(笑)。それだけみなさんのレベルが高かったということで、また第2回もやりたいと思います!」と、社内のAI活用を激励しました!
 
今回開催した「AIパクりたい グランプリ」で見えてきたのは、エンジニアだけでなく、職種関係なく、それぞれの業務課題に向き合いながら、着実にAIを使いこなし始めているという令和トラベルのリアルな現状です。
LEARN NEW ── あたらしいことを学び続けるというバリューが、確実に組織全体に根付いています。次回のグレープNightもお楽しみに!
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