【イベントレポート】NEWT エンジニアの多様な取り組み【第5回Tech LT会】

Tech LT会とは

令和トラベルのエンジニアリングチームは『あたらしい旅行を、デザインする。』というミッションのもと、日々多くの課題を解き続けています。仕事に取り組む中で得た個々の知見をチーム全体に還元し、皆で学び、成長するために、私たちは毎月Tech LT会を開催しています。

※10月はハロウィンの日にあたったため、開催日程を変更しました🎃

先月に弊社主催でpotatotips #84を開催したところ、オフライン・オンライン合わせて約80名の方に参加していただき、多くのナレッジシェアが生まれました。

今回のLT会は参加者を社内に限定し、コンパクトに開催しました。

※ 前回のpotatotips #84の様子は、こちらからご覧いただけます。

【イベントレポート】potatotips #84を主催しました！

令和トラベルに所属するエンジニアのブログです。「あたらしい旅行を、デザインする。」令和トラベルは、海外旅行事業を展開するデジタルトラベルエージェンシーです。

https://engineering.reiwatravel.co.jp/blog/tech-lt-20230926

今回の発表内容

今回のTech LT会では、社内の4名のエンジニアに発表してもらいました。以下に発表内容の一部を紹介します。

MySQLの基礎クラスタインデックスとプライマリキー（飯沼 / Backendエンジニア）

Android 非同期処理の歴史 (細井 / Androidエンジニア）

これからの時代に向けて RSCを使いこなす (福田 / Frontendエンジニア）

自己紹介 ~検索サービスの話と中国での仕事と生活の話~（原 / QAエンジニア）

1.　MySQLの基礎クラスタインデックスとプライマリキー

Backend開発担当の飯沼から、MySQLの基礎についての話がありました。

ランダムなIDをプライマリキーに利用すると性能問題が起きると言われていますが、なぜ問題になってしまうのかについて、クラスタインデックスやバッファプールなどMySQLの構造とともに解説していただきました。

さらに、ランダム性をもちつつも性能問題が起きないUUIDv7、ULIDについても紹介していただきました。

参考：https://hackmd.io/@lSN7K4E9Q92Y19-uisHVtg/Sybc1C3G6

2.　Android 非同期処理の歴史

Android開発担当の細井から、アプリ開発にとって切っても切れない非同期処理の実装のために使われてきた、様々な技術の歴史的な話がありました。

AsyncTask, RxJava, Kotlin Coroutines を例にあげ、これらの技術がなぜ採用され、どう変遷してきたのかを振り返りました。

3.　これからの時代に向けて RSCを使いこなす

Frontend開発担当の福田から、RSCのデータ取得周りの特徴を活かして、UX向上のためのTipsが紹介されました。

まずクライアントコンポーネントを使用した場合の実装を紹介し、

その後に「サーバーでのデータ取得」に着目した惜しいRSCの使い方を紹介して、その上で抱えている問題点を明示し、

結論としてこれまでに提起した問題点に対する解決策として「非同期を解決しない」RSCの使い方を紹介し、まとめに入りました。

4.　自己紹介~検索サービスの話と中国での仕事と生活の話~

QA担当の原から、QAエンジニアとして海外（中国）で生活しながら、QAチーム立ち上げに奮闘した頃の話を共有していただきました。

海外生活で初めて体験したことや、メンバーと新しいプロダクトへの挑戦を通して体験したことをお話ししてくれました。

懇親パートの紹介

懇親会では、今回はイタリア料理ピッツアが用意され、みんなでワイワイ楽しい時間を過ごすことができました。

まとめ

今回の登壇者の発表には、現場からは様々な反応がありました。

細井からの発表『Android 非同期処理の歴史”』では「めちゃくちゃためになった！」「外部で話すと盛り上がりそうなネタで面白かった！」といった反応があったり、福田からの発表『これからの時代に向けて RSCを使いこなす”』では、シニアエンジニアのロドリゴからの鋭い指摘があるなど、社内全体でナレッジシェアが活発に行われていました。