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【イベントレポート】Bet on Future Day vol.4

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こんにちは!令和トラベルMobile Engineer 兼 Engineering Managerの@yoshikeiです。
2023年9月29日(金)に、開発合宿「Bet on Future Day vol.4」を実施しました!
4回目の開催となる今回ですが、いくつか新しい取り組みにトライしてみました。
それでは、新しい形式で開催した「Bet on Future Day vol.4」のイベントまでの盛り上がりとイベント当日の一部始終をご紹介します!ぜひ最後までご覧ください!

Bet on Future Dayについて

Bet on Future Dayとは?

「Bet on Future Day」とは、エンジニアやデザイナー、PMメンバーで一日中ひたすら開発やプロダクトと向き合うための1day合宿です。通常業務とは異なり、自ら取り組むテーマを決め、合宿期間中に何かしらのアウトプットを生み出すことを目指したイベントです。
この合宿では、日々の案件開発では着手できないが、令和トラベルの未来につながるR&Dや開発改善など、腰を据えて行う一日として隔月開催してきました。
これまで開催したBet on Future Dayレポートは以下にまとまっているので、ぜひご覧ください。

vol.1の開催レポート

vol.2の開催レポート

vol.3の開催レポート

※イベント名「Bet on Future Day」は、令和トラベルのバリューの一つにあった「Bet on Fire」からもじって、”この日は未来に活かされる取り組みに全員でベットしよう”という想いを込めて「Bet on Future Day」と命名しました。

今回のあたらしい取り組み

💡
全体のテーマ:NEWTでのあたらしい海外旅行体験
今回は「あたらしい旅行を、デザインする。」という弊社のミッション実現に向けて、プロダクトNEWTをさらに進化させるべく、上記を合宿全体のテーマに設定しました。
そして、社内からアイデアを募集したり、事前にチームを組んでハッカソン形式で実施することにトライしました。
社内で展開したNotionの一部抜粋
社内で展開したNotionの一部抜粋

1. 社内でのアイデアの公募

今までは各メンバー個別にテーマ・アイデアを持ち込んで当日のみ合宿に取り組む形でしたが、今回はプロダクトチームにとじず、社内全体で「NEWTにこんな機能があったらいいな!」というアイデアを募集しました。

2. チーム制 (ハッカソン形式)

今までは基本的には個人、または取り組むテーマに応じて必要あればチームで実施する形でしたが、今回は予めプロダクトチーム内でメンバーのバランスを考慮してチームを決めて実施しました。
また、事前の準備期間をこれまでより長く設け、合宿当日のゴールは「プロトタイプのアウトプット」に設定しました。

合宿開催までの流れ

前述の通り、今回は全体の期間を長めに設定して、アイデアの公募からチームごとのテーマ決定、事前の準備期間を経て、当日というスケジュールで進めていきました。
日程
概要
8/28~9/4
・アイデアの公募
9/4〜9/11
・集まったアイデアに投票して第4回で取り組むテーマを決定 ・チーム分け & チームごとにテーマを決定
9/11〜28
・チームごとに事前準備 ・プロトタイプの具体的なイメージを固める ・必要な調査や開発環境準備、簡単な要件決めなども終わらせる
9/29(当日)
・1day集中でアウトプット作成 → プレゼン

事前準備

アイデアの公募

Slackでの全社員への呼びかけ
Slackでの全社員への呼びかけ
開催にあたって大々的にアイデアを募集しました!
今までの開発合宿ではプレゼンへの任意参加などはありましたが、基本的にはプロダクトチームに閉じた形でのアイデア出し・テーマ検討だったので、どんなアイデアが生まれるのか楽しみでした。

たくさん集まったアイデアたち

アイデア投稿のために用意したNotionの一部抜粋
アイデア投稿のために用意したNotionの一部抜粋
約1週間の公募期間を経て、なんと100件を超える数のアイデアが投稿されました!
この中でさらに「いいな!」と思ったアイデアに社員全員で投票して、どれをチームで取り組むテーマにするか絞っていきました。
様々な観点でのアイデアがあり、工数やスケールの問題などで今回採用しなかったアイデアもいいものがたくさんあり、合宿目的で公募しましたが、結果いいアイデアプールになりました!

各チームのテーマ選定

社内で展開したNotionの一部抜粋
社内で展開したNotionの一部抜粋
そして、チームとテーマを決定!
各チーム様々な属性のメンバーで構成されたチームで取り組みたいテーマを決めて、当日に向けて各チームSlackチャンネルを用意し準備を進めていきました!

プロダクトチーム以外のメンバーも緊急参戦!

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Slackで続々と追加メンバーの参戦を表明する面々っc
Slackで続々と追加メンバーの参戦を表明する面々っc
さらにテーマに賛同するプロダクトチーム以外のマーケティングメンバーもチームに合流してこれまでの開発合宿以上の盛り上がりに!
全社メンバーをいい形で巻き込むイベントになってきました。。。!

合宿当日

そして迎えた合宿当日、Slack通知もOFFにして全員合宿に集中モードで取り組みました。

当日の流れ

時間
概要
備考
〜10:00
現地集合
SPOT渋谷ストリームサイド 2F
10:00〜12:00
開発タイム
取り組みテーマ宣言してから開始 ※ slack通知は全員OFFに
12:00〜13:00
ランチ
みんなでいい感じにランチしましょう! デリバリーで手配
13:00〜17:30
開発タイム
もくもくタイム
17:30〜18:30
成果発表
18:30〜19:00
片付け・撤収
アンケート ⚠️19:00退出マストの場所なので注意
19:00
解散

会場

  • SPOT渋谷ストリームサイド
    • オフィスからも近くアクセス良好・環境もGoodでした。

当日の様子

チームに分かれて事前に準備してきた内容をふまえ、最後の成果発表に向けて、もくもくプロトタイピングとプレゼン準備を進めていきました。
みんなでチェックインを聞いている様子
みんなでチェックインを聞いている様子
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各チームに分かれてもくもくとプロトタイピング
各チームに分かれてもくもくとプロトタイピング
お昼はハンバーガーやカレーをもぐもぐしながら休憩タイム
お昼はハンバーガーやカレーをもぐもぐしながら休憩タイム

成果発表

合宿の最後はお決まりの成果発表。各チーム取り組んだテーマをデモを交えながら発表しました!
オンラインでも中継して全社メンバーで成果を見守りました。
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どのチームの発表もNEWTのあたらしい可能性を感じさせるものになっていて、みんなワクワクしながら発表を見ていました!
そして、今回はハッカソン形式ということで、「どれだけわくわくしたか?」の観点で簡単にアンケートを実施し、優勝チームを決めました。
その中で優勝チームも含め、メンバーの評価が高かった取り組みについていくつか紹介します!

1. ツアーアレンジ機能

(チームG / 麻柄・松本・唐橋)
優勝したチームGが取り組んだのは、現在NEWTで提供しているツアーの可能性を更に広げる「ツアーアレンジ機能」です。
ベースのツアーを元にホテルやルーム、フライトのアップグレードやアクティビティやオプションの追加ができる機能です。
こちらが実現すれば、よりカスタマーにぴったりの旅行を提供できることから、社内で最も期待されわくわくしたことから見事優勝に輝きました!
 
デモ・イメージ
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2. 旅程表アレンジ機能

(チームほうれん草 / 細井・木村・高木)
チームほうれん草が取り組んだのは、旅行の予定を確認する上で欠かせない旅程表をよりカスタマーが使いやすい形にアップデートする「旅程表アレンジ機能」です。
旅程表をカスタムすることで、NEWTだけで予定の管理を完結させることができる機能です。
スポットを検索して登録できるだけでなく、ChatGPTを活用することで周辺のおすすめスポットも提案してくれる機能もデモで実現していました。
利便性 x テクノロジーのかけ算で社内でも期待のわくわく機能として高評価でした!
 
デモ・イメージ
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3. おみくじ機能

(チームShinTomokiKana + Asami / 金浜・高橋・北山・豊田)
チームShinTomokiKana + Asamiが取り組んだのは、上記で紹介した2チームとは違って、全くの新機能としての「おみくじ機能」です。
NEWT内でおみくじを引くことでクーポンやポイントが当たる新機能です。
こちらモバイルアプリの特性をうまく活かしていて、なんと端末を振ることでおみくじを引くことができます!
テクノロジーでわくわくを体現した機能で社内でもデモが最も盛り上がり、わくわく機能として高評価でした!
 
デモ・イメージ
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今回の合宿を振り返って

今回で4回目となるBet on Future Dayでしたが、いくつかの新しい試みによってこれまでの取り組みとは一味違ったアウトプットとなりました!

優勝チームのコメント

ツアーアレンジ機能のプロトタイプを作り、見事優勝したチームGのメンバーから今回の合宿についてコメントをもらいました。
優勝したチームG (左から 麻柄、松本、唐橋)
優勝したチームG (左から 麻柄、松本、唐橋)
  • 麻柄
    • 目先の制約にとらわれずアイデアを発散させてハッカソンした結果、ワクワクするプロトタイプが多数生まれたのでとてもよい開発合宿でした。全部実際にリリースしたいっ!
  • 松本
    • ハッカソン形式になることでプレッシャーが生まれたり、当日までにも準備があったりして、緊張感のあるBOFだったと思います!また、開発機能が社内での公募ということもあり、エンジニアの視点からでは気づきにくい期待に基づいて実装できたことが楽しかったです!
  • 唐橋
    • チームメンバーで隣同士の席に座り、UIや仕様について議論して、アイディアをリアルタイムで構築していく感じが刺激的でとても楽しかったです。デモ版を社内メンバーにも触れてもらいフィードバックを頂けたので、実際のプロダクト制作に役立てたいと思います!

まとめ

最後にプロダクトチームのみんなで集合写真!お疲れさまでした!
最後にプロダクトチームのみんなで集合写真!お疲れさまでした!
 
今回の開発合宿では、社内のアイデア公募によるテーマ決め、ハッカソン形式のチーム制と新しい取り組みで実施しました。
その結果、今までとは違ったアウトプットの形になり、わくわくする機能のプロトタイプがたくさん出来上がりました。
いつかNEWTの機能としてカスタマーのみなさまに提供できるようにこれから実用化に向けて取り組んでいくのでご期待ください!
そして、これからも様々な開催形式を模索しながら、定期的に開催していく予定です。
会社のカルチャーとして「Bet on Future Day」が回を重ねるに連れて浸透してきているように感じています。
本イベントを通して、日々の業務に加えてミッションである「あたらしい旅行を、デザインする。」を実現するために、引き続きより大胆な技術的なアプローチをガンガン続けていきたいと思います。
 
このレポートを通して、少しでも令和トラベルの開発チームの雰囲気や魅力を感じていただけたら嬉しいです。今後も、このようなイベントがあった際には発信していく予定です。
また一緒に働く仲間もまだまだ募集中なので、もし令和トラベル・NEWTに興味をもっていただけた方はお気軽にご連絡ください。メンバー全員でお待ちしております!
さらに定期的に令和トラベルの技術や組織に関する情報発信を開催予定です。connpass にてメンバー登録して最新情報をお見逃しなく!
 
それでは次回のブログもお楽しみに!Have a nice trip!!